キレる・うつ・低血糖症

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低血糖症というのは血糖値が低い状態であるわけですが、血糖の調節がうまく行われていない状態も含まれます。つまり、血糖値が急激に上昇したり下降する場合も身体にダメージを及ぼします。糖尿病の前段階にも近いようです。

■低血糖だと、なぜキレるのですか?
脳は、ブドウ糖と酸素をエネルギー源として機能しています。ですから当然、ブドウ糖が脳に届かなければ脳は支障をきたすわけです。また、血糖値が上昇したり下降したりする際、膵臓がインスリンを出してその血糖値を調節するのですが、それが長期的に続くと膵臓が疲れてしまい、血糖値の調節がうまくできなくなってしまいます。それにともない、様々なホルモンや自律神経系の不調和が生じ、身体的・精神的に色々な症状が起こると考えられます。

低血糖症では、
どのような対策を行うのですか?

原則は食事療法と運動です。
低血糖症は、膵臓が疲れてインスリンの分泌が正常に行われないために発症することが多いので、膵臓を保護し、休ませるような食事が基本になります。
栄養療法では、主にプロテインやビタミンB、C・ミネラルを摂るようにします。
低血糖時に分泌されるホルモンは、たんぱく質をブドウ糖に変換して血糖値を上昇させますから、プロテインを効率的に摂ることが大切です。
また、プロテインには脂肪が抜いてあるので、膵臓にも負担がかかりにくいというメリットがあります。その他に、ビタミンBコンプレックス(複合体)を摂取します。ビタミンBはブドウ糖や脂肪が働くための補酵素ですので、この摂取も非常に重要です。ビール酵母もとても良い栄養バランスを持っています。

人類の食のうつりかわり

食物から得られる栄養素は、炭水化物、脂質、タンパク質、それにもちろんビタミン、ミネラル、微量元素、酵素などです。

ほとんどの食物は、これらの全部を含んでいます。農業が出現して以来の食事は、おおよそ穀物、種子、ナッツ、野菜、果物、それにいくらかの乳製品などの自然の複合炭水化物でした。
肉と魚が主な食事になったのはこの地球上のある地域だけで、しかも少量にすぎませんでした。
われわれの代謝作用が適応したのは、低タンパク・低脂肪・複合炭水化物でした。
しかし過去数百年の問に、人の食生活は劇的に変化し、肉魚をたくさん食べるようになりました。
また、以前はなかった砂糖や精白粉のような純化された炭水化物が大量に食べられるようになりました。
人間の体は、そのような食事で、正常に機能するようにはできていません。

タンパク質と脂肪の過剰、特に膨大な量の精製炭水化物は、代謝作用に過重な負担をかけます。
低血糖症は、こうした栄養関連障害のひとつにすぎません。精製された砂糖は急速に吸収され、血液中に糖の洪水を引き起こします。

それは膵臓、肝臓、副腎などの大きな緊張を起こします。膵臓が反応過剰になって大量のインスリンを産出すれば、血糖値は異常に低く落ち込み・脳と神経系から酸素を奪ってしまい、一連の不快な低血糖症状を起こします。

血糖調節器官の異常な反応あるいは機能低下は、次のような要因によっても起こりえます。
情動的および身体的ストレス、アルコール、コーヒー、喫煙、栄養欠陥、食べ過ぎ、薬物などです。
しかし、まちがった食習慣、特に精製炭水化物の過剰が、低血糖症発生に最も寄与する要因です。

我が国では菅原明子さんが、7名の学生を使って、血糖値の経過を見る実験を行いました。同カロリーのごはん、パンと砂糖をそれぞれ1週間ずつ食べてもらいました。

その結果、砂糖を食べた場合は30分後いちじるしい高血糖を示し、2時間後は逆に、砂糖を食べる前の最低の血糖値をはるかに下まわる低血糖を示しました。

ビタミンミネラルが不足すると

ビタミンミネラルなどの脳の栄養素が不足すると、うつ病、不安障害、怒りなどの精神面での症状が現れます。うつ病と戦うには、脳に栄養素を十分に補給することが欠かせません。しかし、これまでの古い栄養学は、「栄養素に深刻な不足がなければ、脳への影響はない」と主張し、ビタミンやミネラルの不足と心の病との関係は見すごされてきました。現在では脳科学と生化学の発達によって、栄養素のわずかな摂取不足によって身体面に明確な症状が現れるわけではないものの、脳に悪影響を及ぼすことが確認されています。

ミネラルの働き

Ca(カルシウム)
神経の興奮をしずめ、精神が安定する。
欠乏すると発症する症状—–イライラする

カルシウムは主要ミネラルと呼ばれ、ミネラルの中でも最も多く体内に含まれている栄養素です。ほとんどが骨や歯などの硬組織の形成に使われていますが、1%ほどが血液や体液中に含まれています。血液中のカルシウムには脳で、神経の働きや記憶力を正常に維持し、刺激に対する感受性をしずめる働きがあります。カルシウムが不足して血液中のカルシウム濃度が乱れると神経が正常な活動を維持できなくなり、イライラなど、感情のコントロールの乱れにつながります。

K(カリウム)
体内の老廃物を排泄し、血圧を下げる作用がある。
欠乏すると発症する症状—–やる気をなくす

カリウムは細胞内に最も豊富に存在する陽イオンです。藻類や豆類、緑茶などに多く含まれていて、抹消血管を拡張して血圧を下げたり、筋肉の活動を正常に保ったり、腎臓における老廃物の排泄を手助けしたりする作用があります。カリウムは体内で塩分とのバランスが一定になるようになっているので、塩分を摂りすぎず、カリウムを必要量摂ることが大切です。

Mg(マグネシウム)
血液を固まりにくくし、体温・血圧を調節する。
欠乏すると発症する症状—–うつ状態

マグネシウムにはビタミンB群の酵素の働きを活発にする作用をさらに高める効果があります。また、様々な働きで神経の興奮を抑える作用があります。精神を安定させ、鎮静させる神経伝達物質セロトニンの生成時にマグネシウムが必要とされ、抗ストレスホルモンを作り出す副腎皮質の機能を助ける働きもあります。マグネシウム不足による障害は、これまで研究されてこなかったので、あまり見出されていないことが多くありますが、マグネシウム自体に抗ストレス作用があるので、マグネシウムが不足するとイライラしたり、心の混乱、性格の変化、記憶困難、学習障害などの症状が出ることがあります。

新ササカール(牡蠣殻と酵母の入ったカルシウム剤)第3類医薬品

新ササカール(牡蠣殻と酵母の入ったカルシウム剤)第3類医薬品

【効能・効果】
アレルギー症の体質改善、虚弱体質の改善、幼少時発育不全、産前産後のカルシウムの補給、カルシウム欠乏症

牡蠣(カキ)の殻に含まれる天然カルシウムに精神を安定させ落ち着かせる働きがあります。漢方薬の世界では古来より「ボレイ」の名で牡蠣殻を用いており「柴胡加竜骨牡蠣湯」や「桂枝加竜骨牡蠣湯」などの処方に配合されています。

新ササカールには、その牡蠣殻(ボレイ)粉末に、とても吸収の良い「グルコン酸カルシウム」、「乳酸カルシウム」を加え、1日量で約600mgのカルシウムが摂れるようにした自然派志向のカルシウムです。また、新ササカールはカルシウムの補給と栄養・吸収のバランスを考えてビタミンB群とカルシウムの吸収を良くするエルゴステリンや多種類のアミノ酸を豊富に含有している乾燥酵母を配合してあります。

カルシウムは骨や歯だけに有効なのではありません。牡蠣(ボレイ)カルシウムの特徴は抗ストレス作用、精神安定作用、アレルギーの体質改善作用など幅広い働きがあります。

< 健康食品 >

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